Skip to content Skip to footer

株式会社紅谷製靴 2022

足元を美しく見せてくれる紅谷製靴のハイヒール

紅谷製靴の創業者である紅谷建男会長は、製甲職人としてのキャリアを積んだ後、製靴業をスタートした。当初から婦人靴を専門に扱い、OEMを中心とした靴作りで今日に至る。それと並行して、東京発の革靴を全国に発信するため、2019年からオリジナルブランドをスタートした。履く人の幸せを願い、一足一足丁寧に心を込めながら製作される靴は、履く人の足元を美しく見せてくれる。

幸運を訪れることを願うこだわりのハイヒール

1967年に浅草で創業した紅谷製靴。現在は荒川区に拠点を移し、ヒールパンプスを中心としたレディースシューズをOEMで生産し続けている。そのノウハウを活かして、2019年からオリジナルブランド〈ココブルームーン トーキョー(KoKo Bluemoon tokyo)〉をスタート。“女性の足元をより美しく見せる”をコンセプトにしたハイヒールブランドだ。ブランド名の由来になっているのは、2〜3年に一度現れる満月のブルームーン。英語に“Once in a Blue Moon”という表現があり、“滅多にない”、“ごく稀に”という意味があることから、ブルームーンをみると幸運が訪れると言われている。そしてココは心に由来し、メイド・イン・ジャパンの日本の“心”や、職人の“心”を込めて作るなど、心にいくつも思いを込めている。

主役の足を美しく見せるための名脇役として

〈ココブルームーン トーキョー〉の特徴は、エレガントでありながらシンプルなデザイン。アッパーには厳選したレザー以外に、オリジナルで製作した素材も採用するが、主役は靴ではなく、あくまで足。それを美しく見せるために、デザインの主張とバランスを考えて設計されている。そしてなによりこだわっているのは、履き心地。木型の開発やサンプルの製作には数ヶ月の時間を掛け、時に何十回も履き心地のテストをする時も。ヒールの高さが9センチを超えるモデルもあるため、生産工程の取り付けはズレないように細心の注意を払っている。紅谷製靴が持つその技術は、他のメーカーから声が掛かるほど精度が高い。取り付けは失敗してしまうと、底を剥がすなど大変なやり直しが必要になる、熟練の技術が必須な難しい作業だ。こうして作られる靴は、ハイヒール特有の足裏の疲れや痛みを軽減し、高さを感じさせない履き心地を実感できる。その他、クッション性やフィット感を高めるために独自構造のソールを採用していたり、革底さながらのゴム底を開発したりと、履きやすさを求めてオリジナルのパーツを製作するほどのこだわりよう。もちろん、ワンシーズンだけで消費するのではなく長年履ける仕様なので、大事に履き続けることができるのも嬉しい。

特別な一足を楽しむための少量生産へのこだわり

〈ココブルームーン トーキョー〉は大量生産をせず、販売するのは限られた数のみ(定番型は対象外)。そこには、大量生産をしないことで価値のある一足としてデザインを提供したいという思いがある。その少ない数量を一足ずつ丁寧に作る方針だ。希少価値を持たせることは、ブルームーンの意味にある“滅多にない”を体現することにも繋がっている。そして、新作を購入した人が後悔しないためにも、店頭セールを一切行わず、気に入ったデザインは出会った時に購入しておかなければ、また次の機会にはないかもしれない。売り切れても再生産することなく、また次に別のモデルをリリースするスタンスをとることは、想像以上に大変なことに違いない。ただ、その大変さも全ては手に取るお客様の満足のため。1年間で20型以上もリリースしているので、買い逃しがないように、こまめにチェックしておくのがおすすめだ。

ヒールを釘で固定するヒール打ち機。他のメーカーの約3倍も時間を掛けて、ズレないように中央へ打ち込むヒールもある。
約7割の工程を手作業でこなすことで、絶妙なフィット感を生み出す。ひとつひとつの作業に心を込める。
大胆なステッチでアッパーに施したデザインがエレガント。各所にメッシュが施され、アクセントになっている。
シースルー素材とレザーを組み合わせたデザイン性の高い一足。シアー感と爽やかなカラーリングが涼しげな印象。
足元に抜け感を与えるサンダルもラインナップ。ポップなカラーリングのリボンでトゥを仕上げて足元に彩りをプラス。